小規模デイサービス

小規模デイサービスの増加について

小規模デイサービスとは、月の利用人数が300人以下の事業所を指します。小規模デイサービスが増加している要因としてまず挙げられるのが、初期投資が安いことです。デイサービスは3uで利用者1名の定員になります。開設する際も改築面積が小さく、場合によっては、民家を利用するなど初期投資を低く抑えることが出来ます。

 

次に、人員配置基準・資格要件が緩いことです。1日の利用者定員が10名以下の場合、機能訓練指導員の配置が不要な地域もあります。10名以上の定員であれば、管理者、相談員、介護職員の3職種、そして非常勤2、3名の合計7名前後の職員で運営することができます。

 

また小規模と通常規模デイサービスの介護報酬差は大きくなっています。要介護2の場合、小規模=951単位、通常規模=811単位となっているので、140単位の差があります。金額に換算すると約1400円の差があるのです。

 

さらに介護サービスの場合、それぞれの高齢者の身体状況、家庭、病歴などの顧客管理を把握する必要があります。小規模デイサービスであれば、担当する利用者の人数も少ないですから、顧客管理も通常規模サービスや他の介護サービスに比べて簡単だと言えるでしょう。

 

そし小規模デイサービスは、飲食店などの他のサービス業とは異なり、介護利用者が定期的に利用することになります。顧客である高齢者は、ケアプランに基づきデイサービスを利用するため、週1回、または週2回といったサイクルで継続的にデイサービスを利用することになるため、安定した収益を見込むことが可能です。

 

最後に、売上である介護報酬は、利用者自身から1割、残り9割を介護保険の給付によって支払われます。売上の回収リスクも少ないといえるでしょう。

 

このような点が、小規模デイサービスが増加している理由になっています。